[秋篠宮妃紀子さま]男児ご出産 41年ぶり皇位継承資格者
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秋篠宮妃紀子さま(39)は6日午前8時27分、東京都港区南麻布5の愛育病院で、
帝王切開手術で男児を出産された。皇室に男子が生まれるのは、
65年11月の秋篠宮さま(40)以来だ。約41年ぶりの皇位継承資格者の誕生で、
順位は皇太子さま、秋篠宮さまに次ぎ第3位。
政府が検討していた皇室典範改正案の国会提出は、当面先送りされる公算が大きい。
男児は、ご夫妻の3人目のお子さまで、天皇、皇后両陛下にとっては
4人目の孫に当たる。皇室の構成は、天皇陛下をはじめ計23人となった。
皇室で帝王切開による出産は初めて。
宮内庁によると、男児の体重は2558グラム。
出産は、当初9月下旬(妊娠40週)とされていたが、
胎盤の一部が子宮口にかかる「部分前置胎盤」の診断を受け、
母体への影響と胎児の成長具合を考慮して第37週での帝王切開となった。
体重は標準より少なめだが、前置胎盤によくあるケースで、健康に問題はないという。
ご誕生に伴う最初の儀式として、午後には、天皇陛下から贈られた守り刀を
病院のお子さまの枕元に置く「賜剣(しけん)」が行われる。
ご誕生から7日目の12日には、一般のお七夜にあたる「命名の儀」があり、
名前と持ち物などにつけるお印(しるし)が決まる。皇室経済法に基づき、
お子さまの生計費(皇族費)として、国から秋篠宮さまの10分の1に当たる
年間305万円が支給される。
宮内庁は今年2月、紀子さまが第3子を懐妊し妊娠3カ月と発表。
7月に「部分前置胎盤」との診断を受けて帝王切開での出産を決定、
8月16日から安静を保つため入院していた。
秋篠宮さまと紀子さまは90年6月に結婚。
91年10月に長女眞子さま、94年12月に二女佳子さまが誕生した。
[紀子さまご出産]秋篠宮邸で1週間、記帳受け付け
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お子さまの誕生を受けて、東京・元赤坂の赤坂御用地にある秋篠宮邸では
6日午後から1週間、記帳を受け付ける。
記帳できるのは、首相や衆参両院議長、最高裁判所所長ら特定の人たちで、
一般の記帳は受けない。宮内庁によると、
宮家でのお子さま誕生の際の例に合わせたという。